第46条 主審の任務と権限
主審には以下の任務と権限がある:
46.1
ゲーム中に使用される全ての用具・器具を点検し、承認する。
46.2
公式のゲーム・クロック(メイン・ゲームクロック)、24秒計、
ストップ・ウォッチを指定し、テーブル・オフィシャルズを確認する。
46.3
大会主催者(またはホーム・チーム)が用意した規格に合った2個以上の
使用されたボールの中から、ゲームで使うボールを選ぶ。
主審は、用意されたボールがゲームで使うのに適当ではないと判断した
ときは、その場で使うことのできるボール(ヴィジィティング・チームが用意した
ボール、どちらかのチームがゲーム前のウォーム・アップで使用している
ボールなど)の中から最もよい状態の物を選んでゲームに使ってもよい。
46.4
プレイヤーに危険と思われるものの着用を禁ずる。
46.5
第1ピリオドを始めるためにセンター・サークルでジャンプ・ボールをさせる。
また、そのほかのピリオドを始めるために、スローインのボールを
プレイヤーに与える。
46.6
事情によりゲームを中断する権限がある。
46.7
ゲームを没収する権限を持つ。
46.8
競技時間が終了したとき、あるいは必要と思われるときにはいつでも、
スコアシートを綿密に点検し、承認する。
46.9
ゲーム終了後、主審がスコアシートlを承認しサインをしたときに、審判と
ゲームの関係が終了する。
審判が判定をくだす権限は、ゲーム開始予定時刻の20分前にコートに出た
ときから始まり、審判がゲーム終了の合図を確認したときに終わる。
46.10
以下の事が起こったときには、主審は、サインをする前に、そのできごとを
スコアシートの裏面にころ区しなければならない:
・ゲームが没収された場合。
・失格・退場が宣せられた場合。
・ゲーム開始予定時刻の20分、あるいはゲーム終了から主審が
 スコアシートを承認しサインをするまでの間にプレイヤー(チーム・
 メンバー)、コーチ、アシスタント・コーチまたはチーム関係者による
 スポーツマンらしくない行為があった場合。

以上のことが起こった場合は、主審またはコミッショナーは、そのできごと
の詳細な報告書を大会主催者に提出しなければならない。

46.11
審判の意見が一致しないときなど必要なときは、最終的な決定をくだす。
そのために、副審、コミッショナーあるいはテーブル・オフィシャルズに
意見を求めてもよい。
46.12
競技規則に示されていないあらゆる事項に決定をくだす権限をもつ。



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