第39条 ファイティング
39.1 定義
ファイティングは2チームの二人以上(プレイヤー、交代プレイヤー、出場できない
プレイヤー、コーチ、アシスタントコーチ、および、その他チーム関係者)が関わる、
物理的な相互作用である。

この条文は、選手を除く、交代プレイヤー、出場できないプレイヤー、コーチ、
アシスタントコーチ、および、その他チーム関係者で、ファイティングが
起こっているとき、あるいは、ファイティングを引き起こしかねない状況にあるときに、
ベンチを離れたもののみに適用される。

39.2 ルール
39.2.1 ファイティングが起こっているとき、あるいは、
ファイティングを引き起こしかねない状況にあるときに、
ベンチを離れた交代プレイヤー、出場できないプレイヤー、あるいは、その他の
チーム関係者は、ディスクオリファイされる。

39.2.2 ファイティングが起こっているとき、あるいは、
ファイティングを引き起こしかねない状況にあるときに、
ベンチを離れて、審判が秩序を守る、あるいは回復するのを手助けできるのは、
監督とアシスタントコーチだけである。
39.2.3 もし監督・アシスタントコーチがベンチを離れた後に、
審判が秩序を守る、あるいは回復するのを手助けしない、あるいは手助けしようとしない
場合には、ディスクオリファイされる。

39.3 ペナルティ
39.3.1 コーチ、アシスタントコーチ、 交代プレイヤー、出場できないプレイヤー、
および、その他チーム関係者が何人退場になったかにかかわらず、
一つのテクニカル・ファウル('B')がコーチに対して記録される。

39.3.2 もし、ファイティングの結果として双方のチームにディスクオリファイが出された
場合は、以下のようにしてゲームを再開する。

39.3.3 ファイティングによりゲームが中断したときの状況により以下のようになる。
・・ 有効なフィールド・ゴールに対しては得点が加えられる。得点していないチームが、
エンドラインの好きなところからスローインしてゲームを再開する。
・・ ボールをコントロールいしていた、あるいは、ボールに対して権利を
持つチームがある場合、そのチームにスローインが与えられ、コート中央の、
記録席の反対側からのスローインで、ゲームを再開する。
・・ どのチームもボールをコントロールしておらず、ボールに対する権利も持たない場合、
ジャンプボールとなる。

39.3.4 ディスクオリファイイング・ファウルはB.8.3のとおりに記録され、
チームファウルにはカウントされない。

コート上にいたすべてのプレイヤーによるファイティングに直接関わる、
あるいはファイティングを引き起こしかねないファウルへのペナルティは、
第42条(特別な状況)にしたがう。



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