第34条 パーソナル・ファウル
34.1 定義
34.1.1 パーソナル・ファウルとは、ボールがライブ、あるいはデッドの時に、
相手方への接触によって起こるプレイヤーのファイルである。
プレイヤーは、ホールディング、ブロッキング、プッシング、チャージング、
トリッピング(相手を躓かせる)をしてはならない。
そして、手・腕・肘・肩・尻・脚・膝・足を広げることによって、または、
「普通でない(アブノーマル)」姿勢を(シリンダーの外で)取ることによって
相手の進行を妨げてはならない。
さらに、ラフなあるいは暴力的なプレイを意図的にしてはならない。

34.2 ペナルティ
上記のような行為を犯したプレイヤーに対して、パーソナル・ファウルが課される。

34.2.1 シュート中ではないプレイヤーがファウルされたとき
・・ 相手チームのスローインでゲームを再開する。スローインの地点は、
  ファールが侵されたのと最も近い地点である。
・・ もし、ファウルをしたチームが、チーム・ファウル・ペナルティの状態にあるとき、
第41条(チーム・ファウル:ペナルティ)、が適用される。

34.2.2 シュート中のプレイヤーがファウルされたとき、ファウルされたプレイヤーは
以下の本数のフリー・スローを得る。
・・ シュートが成功した場合、ゴールは認められて得点が加えられ、さらに1本の
  フリー・スローを得る。
・・ ツー・ポイント・エリアからのシュートが外れた場合、2本のフリー・スローを得る。
・・ スリー・ポイント・エリアからのシュートが外れた場合、3本のフリー・スローを得る。
・・ もし、ピリオドの終了、あるいは24秒ショット・クロックの合図が鳴るのと同時にファウ   ルされた場合で、ファウル時にボールがプレイヤーの手を離れいないときには、
  シュートが成功した場合でも、得点はカウントされず、
  2本あるいは3本のフリー・スローを得る。



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