第31条  ゴール・テンディングとインタフェア
31.1  定義
31.1.1
フィールド・ゴールの為のシュートとフリー・スローのシュートは
以下の場合に始まったことになる。
・・シュート動作中の選手の両手ともにからボールが離れた時。

フィールド・ゴールの為のシュートとフリー・スローのシュートは
以下の場合に終了したことになる。
・・ボールがバスケットの上から入り、バスケットの中に留まっている時かもしくは
  バスケットの中を通過中である時。
・・バスケットに入る可能性がもはや無くなった時。
・・ボールがリングに触れた時。
・・ボールが床に触れた時。
・・ボールがボール・デッドの状態になった時。

31.2 ルール
31.2.1 フィールドゴールのためのシュートの際に、
完全にリングよりも高いボールに選手が触ることがゴールテンディングになる。
加えて、以下の条件が必要となる。
・・ バスケットに向かって落下中あるいは、
・・ バックボードにあたったあと

31.2.2 フリースローの際に、バスケットに向かっているボールをリングに当たる前に
選手が触ることがゴールテンディングになる。

31.2.3 この規則は、以下の条件が満たされるまでは適用される。
・・ ボールがバスケットに入る可能性がなくなる。
・・ ボールがリングに接触する。

31.2.4 インターフェアは以下の場合に適用される
・・ フィールドゴールあるいは、フリースローの最後あるいは唯一のシュートの
  ボールがリングに接触している時に、そのボールに選手が触る。
・・ 最後ではないフリースローで、ボールがまだバスケットに入る可能性があるにもかか   わらず、ボール、バスケット、あるいはボードに、選手が触る。
・・ 選手が選手がバスケットの下から(中から)ボールに接触する。
・・ 守備側の選手がバスケットの中にボールがある場合に、ボールあるいはネットに
  接触  することでネットを通過するのを妨げる。
・・ 選手がバスケットを揺らすあるいは掴むことにより、入るべきボールが
  バスケットに入ることを防いだ、あるいは逆に、
  入らなかったボールがバスケットに入った、と審判が判断した。
・・ ボールに触るためにバスケットを掴む。

31.2.5 以下の場合には、リングにあたったあとでも、ボールがバスケットに入る
可能性があるならば、選手はボールに触ってはならない。
・・ 審判が笛を吹いたときに、ボールをもった選手がシュートの動作中である、
  あるいはボールがバスケットに向かって空中にある
・・ 試合時間終了のブザーが鳴り、ボールがバスケットに向かって空中にある
  
上記の場合には、ゴールテンディングとインターフェアに関するルールが適用される。

31.3 ペナルティ
31.3.1 この反則が、攻撃側の選手によって犯された場合で、他の規則の適用がない
場合、フリースローの線を延ばしてサイドラインと交わった地点からの相手側の
スローインでゲームを再開する。

31.3.2 この反則が、守備側の選手によって犯された場合、攻撃側のチームは
次の得点を獲得する:
・・ フリースローの場合は、1点
・・ 2点シュートのエリアからのシュートの場合には、2点
・・ 3点シュートのエリアからのシュートの場合には、3点
この場合の得点は、ボールがバスケットに入ったのと同様に扱われる。

31.3.3 ゴールテンディングが、最後のあるいは唯一のフリースローに対して守備側の
選手によって犯された場合、攻撃側に1点が入り、さらに守備側の選手には
テクニカルファールが適用される。



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