第24条  ドリブル
24.1 定義
24.1.1
ドリブルとはライブのボールをコントロールしているプレイヤーが、そのボールを
投げたり、タップしたり、床に転がしたり、意図的にバックボードに
投げたりして移動させることを指す。

24.1.2
一続きのドリブルはコート上でライブのボールを持ったプレイヤーが、そのボールを
投げたり、タップしたり、床に転がしたり、床に滴下させたり、意図的にバックボードに
投げたりして、他のプレイヤーがそのボールに触れないうちに、再びボールに
触れることで開始する。
一続きのドリブルはプレイヤーが同時に両手でボールに触れるか、片手ないしは両手で
ボールを休止させたときに終了する。
ドリブルしている最中は、ボールを持ったプレイヤーが、再度ボールに触れる前に、床か
他のプレイヤーに触れるのであれば、空中に向かって投げてもよい。
ボールが手から離れている間は、プレイヤーはいかなる種類のステップを
何度でも行ってよい。
プレイヤーが意図的にではなく、はからずもライブのボールのコントロールを失い、
再びボール・コントロールを回復した場合はボール・ファンブルをしたとみなされる。

24.1.3
以下の場合はドリブルしたとみなされない。
・フィールド・ゴールが成功した場合。
・ドリブル開始時もしくは終了時にボール・ファンブルをした場合。
・他のプレイヤーがコントロールしているボールをタップした場合。
・パスの進路をそらしそのボールのボール・コントロールを得た場合。
・トラヴェリングを犯さないで、床にボールを触れさせずに片手から片手への
 ボールを休止させた状態の移動を行った場合。

24.2  ルール
プレイヤーは、シュートを行うか、相手チームのプレイヤーにボールが触れるか、
パスもしくはボール・ファンブルをして他の選手にボールが触れるかして
一続きのドリブルにおけるライブのボールのコントロールを失わなかったので
あれば、一続きのドリブルが終了した後、再びドリブルすることは出来ない。



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