第4条 チーム
4.1 定義
4.1.1
チーム・メンバーとして認められるためには、大会規定に明記されている
条件(年齢制限を含む)をみたしていなければならない。
4.1.2
チー・メンバーは、ゲーム前にその氏名がスコアシートに記入されていれば、
そのゲームに出場することが出来る。
但し、失格・退場を宣告されるか5回のファウルを宣せられた場合は
それ以後そのゲームに出場すことは出来ない。
4.1.3
競技時間中、チーム・メンバーに一員は、コート上でプレイをすることを
みとめられているときはプレイヤーと呼ばれ、そうでないときは交代要員
と呼ばれる。
5回のファウルを宣せられたチーム・メンバーは、チーム・ベンチにすわる
ことは許されるが、プレイヤーでも交代要員でもなくなり、以後その
ゲームに出場することは出来ない。
4.1.4
プレイのインターヴァル中は、ゲームに出場することが出来るチーム・メンバーは
すべてプレイヤーであるとみなされる。

4.2 ルール
各チームの構成は以下のように成り立つ:
・ゲームに出場できるチーム・メンバーは12人以内とする。
 国内のゲームのチーム・メンバーの人数は、大会主催者の考えにより
 12人を超えてもよい。
・チーム・メンバーのうち1人をキャプテンとする。
・コーチを1人おく。
 必要であれば、アシスタント・コーチを1人おくことが出来る。
・上記のほか、大会規定で認められているチーム関係者がチーム・ベンチに
 入ることが出来る。
4.2.2
競技時間中は、両チーム5人ずつおプレイヤーがコート上でプレイをして
いなければならない。
プレイヤーは、規則に従って交代することが出来る。
4.2.3
交代要員は審判がコートに招きいれたときにプレイヤーとなり、プレイヤーは
審判がその交代要員をコートに招き入れたときに交代要員となる。
但し、タイムアウトあるいはプレイのインターヴァルの間に交代するときは
交代要員はスコアラーい大して交代の申し出をしたときにプレイヤーとなる

4.3 ユニフォーム
4.3.1
チーム・メンバーのユニフォームの規定は以下のとおりとする:
・シャツは、チーム・メンバー全員が同じデザインの色や形のものとし、
 前から見ても後ろから見ても、同じ色であることがはっきりとわかる
 ものでなければならない。
 ゲーム中、プレイヤーは、シャツの裾をパンツの中に入れておかなければ
 ならない。
 但し、女子の場合は、シャツをパンツの外に出すようにデザインされた
 ものを使用してもよい。
 また、「オール・イン・ワン」のユニフォームを使用してもよい。
・パンツは、チームメンバー全員が同じデザインや色や形のものとし、
 前から見ても後ろから見ても、同じ色であることがはっきりとわかる
 ものでなくてはならない。
 パンツの色は、必ずしもシャツと同じ色でなくてもよい。
・シャツからはみ出してしまう上半身及び腕用のサポーター様のもの
 (パワー・サポーター、パワー・スリーヴなど、通常のサポーターも
 含む)を着用してもよいが、その場合はシャツと同様の色のもので
 なければならない。
・パンツの下にパンツより長いパンツ様のもの(アンダー・ガーメント、
 パワー・タイツなど)をはいてもよいが、その場合はパンツと同様の
 色のものでなければならない。
4.3.2
チーム・メンバーは、ユニフォームの前と背中の見えやすい位置に、
ユニフォームの色とはっきりと区別できる単色の番号をつける。
番号は審判とスコアラーにはっきりとわからなければならない。
・背中の番号の高さは20cm以上とする。
・前の番号の高さは10cm以上とする。
・番号の幅(数字の太さ)は2cm以上とする。
・各チームは、原則として4から15までの番号を用いなければならない。
 国内の大会に於いては、大会主催者は、2桁までの番号の使用を
 認めることが出来る。
・異なるプレイヤーに同じ番号を用いてはならない。
・ユニフォームに番号以外の表示(ロゴ・マークなど)をつける場合で
 も、前と背中の番号が見えにくくならないように注意する。どのような
 場合でも、番号の大きさを規定より小さくしてはならない。
 ユニフォームに広告や商標(大会主催者が認めたものでなければ
 ならない)をつける場合も、同様の規定を守らなければならない。
 ユニフォームに広告や商標、ロゴ・マークなどをつける場合は、
 番号から5cm以上離れていなければならない。
4.3.3
各チームは、淡色と濃色の2種類以上のシャツを用意しておかなければ
ならない:
・プログラムで先に記載されているチーム(またはホーム・チーム)が
 淡色のシャツを用意する。
 淡色のシャツの色は、白色が望ましい。
・プログラムであとに記載されているチーム(またはヴィジィテング・チーム)
 が濃色のシャツを着用する。
 濃色のシャツは、白色以外の濃い色とする。
・但し、両チームの話し合いで双方が了解した場合は、シャツの色の
 濃淡を交換することが出来る。

4.4 その他の身につけるもの
4.4.1
プレイヤーは、バスケットのプレイをするのにふさわしくないもの、
ゲームに支障をもたらすものを身につけてはならない。
身長や腕の長さを補ったり、そのほかのどのような方法であれ、不当な
利益をもたらすような用具・器具を使用したり着用したりしてはならない。
4.4.2
プレイヤーは、ほかのプレイヤーに危険をもたらすものを着用
してはならない。
・以下のものは身に着けてはならない。
 -指、手、手首、前腕、ひじの防具で、皮革、プラスティック、ソフト・
  プラスティック、金属、そのほか硬い素材でつくられているもの。
  これらの防具は表面をやわらかい素材で覆ってあっても身に
  つけてはならない。
 -他のプレイヤーに切り傷やすり傷を与えるようなもの(指のつめは
  短く切っておくこと)
 -髪飾り、頭にかぶるもの、貴石・宝石類(指輪、テェーン、ピアスなど)
・以下の身につけてもさしつかえない:
 -上腕、肩、大腿部や下肢の防具で、十分に表面を覆ってあるもの。
 -十分な覆いをしてあるニー・プレイス(膝の防具)
 -負傷した鼻のプロテクター(これは硬い素材でつくられたものでもよい)
 -無色透明なマウス・ガード(マウス・ピース)
 -他のプレイヤーが負傷しないように、破損の防止に配慮してあるめがね。
 -布やソフト・プラスティックあるいはゴムでつくられた、幅5cm以下の
  単色のヘッド・バンド。
4.4.3
規則に示されていない用具・器具の使用や着用については、あらかじめ
大会主催者の承認を得ておかなくてはならない。



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